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医療法人久永婦人科クリニック

FAQ
■治療
■タイミング療法
Q1 タイミング療法とはどのようなものですか。
Q2 タイミング療法はどの程度続けるものでしょうか。
■人工授精
Q1 人工授精とは排卵の時期に精子を子宮に注入することですか。
Q2 人工授精の際は夫が来院して採精するのがよいのでしょうか。
Q3 人工授精は排卵とぴったり合わせる必要があるのですか。
 
■ART(補助生殖医療)
Q1 人工授精を10回受けましたが妊娠に至っておりません。担当の先生に体外受精を勧められましたがどうしたらいいでしょうか。
Q2 体外受精を受けようと思っていますが、胚移植後の生活は安静が必要でしょうか。仕事をしていますが会社を休む必要はあるのでしょうか。
Q3 体外受精のために注射を受けております。夫の仕事の都合で採卵の当日は採精が出来ないようなのですが治療は可能でしょうか。
 

■タイミング療法
Q1 タイミング療法とはどのようなものですか。
A1 排卵の時期(透明でよく伸びるおりものが増えてきた時期、28日周期の方の場合月経開始日より数えて13〜15日目あたり、尿中LHチェックで陽性になった日)に性交渉をもってもらうのですが排卵が近いかどうかは、人により分かりにくいこともあります。そのため超音波検査で卵胞径や子宮内膜厚を計測します。全くの自然排卵を待つ場合とHCGという排卵を促す注射をする場合がありますが、HCGは卵巣に働きかけて黄体ホルモンの分泌を促す作用があるので併用することが多くなります。また、月経周期が不順な方は排卵時期をコントロールするために内服薬を使用したりします。
 
Q2 タイミング療法はどの程度続けるものでしょうか。
A2 以上のようにタイミングをきっちりあわせてもその周期に妊娠される可能性は20%前後といわれています。以外と周期あたりの妊娠率はひくいものです。ですから何度か繰り返し行う必要があります。目安としては5〜6周期とお考え下さい。治療開始時期ではその間に基本検査を実施します。

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■人工授精

Q1 人工授精とは排卵の時期に精子を子宮に注入することですか。
A1 概ねそのように考えていただいて結構です。ただし、精液全体を入れてしまいますと子宮収縮をおこし腹痛の原因になったり、感染の危険もあります。また、精液中には精子の活性化を抑制する物質も存在することが分かっております。そのためあらかじめパーコールやアイソレートといった薬剤をつかって運動精子のみを回収して人工授精に使用します。
 
Q2 人工授精の際は夫が来院して採精するのがよいのでしょうか。
A2 そうとはかぎりません。採精直後の精子には実は受精能がありません。ですから当院で採精されても精子を調整するまで室温にて約20分程置いておかねばなりません。採精されてから2時間以内に来院できるのであれば精子の運動率が低下することはありませんのでむしろ待ち時間が短縮できるかと思います。
 
Q3 人工授精は排卵とぴったり合わせる必要があるのですか。
A3 理想をいえばそのとおりですが、現実には非常に難しいですね。一般的には排卵して受精しない場合卵子の寿命は半日程度といわれています。一方精子の方約2日間は生存しておりますので、どちらかというと排卵の少し前に人工授精をして卵管内で精子が排卵する卵子を待ちかまえているのが合理的と考えられています。いずれにしろ一度にたくさんの運動精子を子宮内に届けるわけですから排卵のタイミングと大きくずれてしまうと意味がありません。その意味では人工授精を行うタイミングは非常に重要です。無理してタイミングのずれた人工授精をおこなうよりは排卵の時期に夫婦生活を営んでいただく方が妊娠率はむしろ高いと考えています。

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■ART(補助生殖医療)
Q1 人工授精を10回受けましたが妊娠に至っておりません。担当の先生に体外受精を勧められましたがどうしたらいいでしょうか。
A1 人工授精の項でもお話ししましたが、精子調整の正しく行われた人工授精をタイミングよく行われたかがまず問題です。もし、正しい人工授精が行われていたとしたら、人工授精で妊娠された患者さんの約90%の方が6回までに妊娠されているというデータがあります。そのため当院でも一応6回までを目安にしております。人工授精の周期あたりの妊娠率も10〜15%ですので決して高いものではありませんので何度か行う必要はあります。ですが何十回も行えばいつか妊娠するものでもありません。やはり体外受精を考える時期にきているのではないでしょうか。
 
Q2 体外受精を受けようと思っていますが、胚移植後の生活は安静が必要でしょうか。仕事をしていますが会社を休む必要はあるのでしょうか。
A2 同様の質問をよく受けます。お仕事を持ちながらの不妊治療は今や当たり前のこととなっております。しかしながら体外受精、顕微授精となると毎日の注射や採卵、胚移植と、どうしてもお仕事を休まなければならないことも多くストレスもかかると思います。仕事の内容にもよるかと思いますが胚移植後に必ずしもお休みになる必要はないと考えております。体外受精の初期の頃では胚移植後は入院したり、家で安静が普通でしたが今やほとんどの施設で外来ベースとなっております。また、胚移植後も比較的短時間で帰宅されるのが普通です。培養液の進歩や培養技術の改善もあるでしょうがむしろ妊娠率は上昇しております。ただし、胚移植後3〜4日(胚盤胞移植の場合は1〜2日)が受精卵の着床の時期ですのでその間は無理をなさらない方がいいと説明しております。
 
Q3 体外受精のために注射を受けております。夫の仕事の都合で採卵の当日は採精が出来ないようなのですが治療は可能でしょうか。
A3 ご主人が単身赴任であるとか、たまたま出張されるとかは治療中によくあります。しかし、採卵のタイミングは卵子の状態が最優先されるので何日もずらすわけにもいきません。こういう場合には前もってご主人に採精していただいて、当院で精子を凍結保存しております。そして採卵時に融解して体外受精や顕微授精をおこなっております。ただし、精子の場合は凍結・融解という操作によって生存率が約50%になってしまいますのでできれば何度か採精していただいた方がよろしいかと思います。
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