子宮卵管造影検査

月経周期7~10日に行ないます。 具体的には、卵管の異常を調べるために子宮の入口から造影剤を注入して、子宮卵管のレントゲン写真を撮影します。痛いと思って敬遠される方もいますが、痛みや出血は殆どありません。

子宮内腔や卵管、腹腔内に移動した造影剤はレントゲンで白く映るので左右の卵管の通過性や子宮内の筋腫、ポリープ、また先天的な子宮の形態異常といったものが確認できます。またこの検査によって卵管の通過性が改善され、検査後の数周期に妊娠しやすくなるという治療的なメリットも期待できます。

 

 

●正常例●

正常例

●拡散像●

拡散像