不妊検査

 ■検査項目

当クリニックでは、一般婦人科疾患を見逃さないための問診、内診、超音波検査、子宮癌検査のほかに、不妊症に対する次のような検査を実施しています。

→ ホルモン検査・抗体検査 主にホルモンのバランスと不妊に関連した異常抗体のための血液検査
→ 子宮卵管造影検査 月経周期7~10日に行ないます。 卵管の異常を調べるために子宮の入口から造影剤を注入して、子宮卵管のレントゲン写真を撮影します。
→ 排卵時期を予測する検査 月経周期12~14日に行ないます。 超音波検査で卵胞と子宮の内膜をチェックします。
→ フーナーテスト 排卵時期に性交渉をもってもらい頸管粘液中の精子の数や運動性を調べます。
→ 排卵を確認する検査 排卵により卵巣内の卵胞は黄体に、また子宮内膜は増殖期内膜から分泌期内膜へと変化します。画像でその変化を確認します。
→ 精液検査 不妊の原因は、男性側にもあります。精液を採取して精子の検査を行ないます。
→ AMH卵巣予備能検査 卵巣内に残存する卵子数と相関関係のあるホルモン値を調べ、卵巣予備能を推定します。(あくまで数の指標であり、質の指標ではありません。)
→ その他の特殊な検査 腹腔鏡検査(ラパロスコープ)・子宮鏡(ヒステロファイバースコープ)・SHG (SonoHysteroGraphy)など

 ■基本検査
 初診時 内診・超音波検査・子宮ガン検診・クラミジア抗原検査・ 膣分泌物培養同定検査・ AMH(抗ミューラー管ホルモン)
 月経時 甲状腺ホルモン・プロラクチン・男性ホルモン
女性ホルモン(LH・FSH・E2)・クラミジア抗体検査
 高温期 黄体化ホルモン・卵胞ホルモン・子宮内膜厚(超音波)
 自費検査 抗精子抗体(精子不動化抗体)・AMH測定・風疹抗体・ 感染症検査(B型肝炎・C型肝炎・梅毒・AIDS)
 その他 腫瘍マーカー(CA-125など)・ 腹腔鏡検査
血液型・血糖値・子宮内膜病理検査・ 精液検査(SQA-V含む)