医療法人授幸会 久永婦人科クリニック
 
           
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慢性子宮内膜炎(Chronic Endometritis)

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RIFの約30%に慢性子宮内膜炎を認めると言われています。その原因は、大腸菌、エンテロコッカス、連鎖球菌、マイコプラズマ、クラミジアなど様々です。慢性子宮内膜炎では、細菌が子宮の中の基底層にまで入って感染が起きています。 基底層は月経で剥がれないため、自然には治りません。

ALICE検査 (Analysis of Infectious Chronic Endometritis)という慢性⼦宮内膜炎検査で子宮内の細菌の中で特に慢性子宮内膜炎(Chronic Endometritis)の原因となる細菌を検出する方法です。 従来の方法では特定できなかった慢性子宮内膜炎の病原菌を検出します。CEは不妊症の⼥性の約 3〜40%の⽅が罹患し、習慣性流流産を引き起こしている患者に関してはその数は 60~66%に及ぶとも言われています。
広域の抗菌薬の投与が必要です。ラクトバチルスが90%未満の場合にはラクトフェリン膣錠を用いた治療が推奨されます。

ALICE検査

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