医療法人授幸会 久永婦人科クリニック
 
           
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子宮内膜スクラッチ

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着床における炎症反応を誘起し、子宮内膜脱落膜化を促進し、子宮内膜の創傷治癒過程において幹細胞を活性化する可能性があります。
複数回胚移植を行った症例にしか効果がないとされていますが、スクラッチを行なって着床率が低下する報告はほとんどありません。スクラッチを施行した場合の妊娠率は施行しない場合と比べて2.61倍(オッズ比)とされています。原則、胚移植の前周期の黄体期に行います。スクラッチの効果は約4ヶ月持続するとされています。

Astride CO, Lensen SF, Gibreel A, et al: Endometrial injury in women undergoing assisted reproductive techniques. Cochrane Database of Syst Rev 2015: CD009517
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