医療法人授幸会 久永婦人科クリニック
 
           
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EMMA検査(子宮内膜マイクロバイオーム)

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EMMA (Endometrial Microbiome Metagenomic Analysis) 検査とは

EMMA 検査とは⼦宮内膜マイクロバイオーム検査のことで、⼦宮内の細菌叢をみるものとなります。
最近の研究で、⼦宮内膜の細菌叢の存在が明らかにされ、⼦宮腔の菌共⽣バランスが崩れると、ART の治療成績不良に関連することが⽰されています。特に、⼦宮内膜の乳酸桿菌(Lactobacilli)レベルの変化が、不妊の⼀因となっていることが⽰唆されています。

EMMA(⼦宮内膜マイクロバイオーム)検査では、⼦宮の内膜環境が胚移植に最適な状態であるかを判定します。⼦宮内膜の細菌の種類と量を測定し、バランスが正常かどうかを調べます。⼦宮内膜の乳酸菌の割合を上げることにより着床・妊娠率が向上します。

体外受精をお受け頂いている⽅のうち

  • 着床しやすいよう⼦宮内を整えておきたい⽅
  • 今後の治療プロセスで、ご⾃⾝の⼦宮内膜の状況を調べておきたい⽅

に⾏う検査です。

 

乳酸菌 90%以上 乳酸菌 90%以下
着床率 0.601 0.231
妊娠率 0.706 0.333
妊娠継続率 0.588 0.133
⽣児獲得率 0.588 0.067
 

Preliminary results were presented at the 62nd Annual Scientific Meeting of the Society for Reproductive Investigation, San Francisco, CA, March 25-28, 2015.

 

膣内には、ラクトバチルス属と呼ばれる細菌が豊富に存在しており、細菌性の膣炎や性感染症、尿路感染症の原因となる細菌を繁殖させないように働いていると⾔われています。

⼦宮内に雑菌が繁殖し細菌感染が続くと、炎症症状が慢性的になり、感染症のために免疫活動も活発になり、受精胚を異物として攻撃してしまう可能性が指摘されています。

 
 

ERA 検査+EMMA 検査+ALICE 検査 187,000 円(税込)
EMMA 検査+ALICE 検査       66,000 円(税込)
EMMA,ALICE 検査は ERA 検査のオプションとなります。EMMA、ALICE のみの検査は⾏っておりません。

 

■子宮内フローラとは ⇒ PDF

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